「Beem」、Playtime利用ユーザーのARPUが非利用ユーザー比で11%向上

アプリ提供元
Beem Wallet
アプリ
Beem
本社所在地
米国 サンフランシスコ
ハイライト
$300
トップユーザーの獲得報酬額
2.3x
Playtime利用ユーザーのセッション数増加(対非利用ユーザー比)
+11%
キャッシュバック獲得者のARPU増加
概要

Beemは、サンフランシスコを拠点とするフィンテック企業であり、既存の銀行サービスを十分にいかせていない1億人以上の米国人を支援するパブリック・ベネフィット・コーポレーション(公益法人)です。厳しい審査や信用チェックをなくすことで、単発バイトやフリーランス、パート・アルバイトや自営業など、これまで銀行の審査に通りにくかった人たちでも手軽にお金に関するサービスを使える仕組みを提供しています。

ダウンロード数500万、そして400万人のユーザーを抱える同プラットフォームは、まさに「金融スーパーアプリ」です。各ユーザーの固有の財務状況に合わせてサービスを最適化するAI「Agentic Framework」を搭載し、1つのサブスクリプションで10以上の金融ウェルネスサービスを提供。製品を1〜2個しか提供しない競合他社を凌駕しています。

導入前の課題や目的

Beemは、金融ユーティリティとしてアプリを利用する400万人以上のロイヤルカスタマー基盤の構築に成功していましたが、次の目標はプラットフォームを「毎日の習慣的なアクセス先」へと変貌させることでした。Beemはこれを単なるエンゲージメントの課題ではなく、独自の機会として捉えました。

Beemのコア層(単発バイトやフリーランス、パート・アルバイトや自営業など)は、adjoeの広告主にとって未開拓の宝の山です。一般的なアプリ閲覧者とは異なり、Beemユーザーには仕事と仕事の合間にスキマ時間があり、収入を補いたいという強い動機と、現金報酬に対する高い反応性があります。Beemには、単にSDKを適当に組み込むのではなく、この意欲的なユーザー層に有意義な報酬を提供し、慎重に統合できるマネタイズソリューションが必要でした。

解決策

この機会に対応するため、Beemはadjoeとパートナー提携をして「Playtime」を導入しました。Beemチームは、アプリを単なる取引ユーティリティから毎日の習慣的なアクセス先へと変革するため、戦略的なプロダクトデザインに注力しました。

信頼を損なう従来の広告フォーマットに頼るのではなく、Playtimeはユーザーがアプリにかけた時間や関心に対して報酬を返すことで、収益化を実現しています。体験が完全にネイティブに感じられるよう、BeemはPlaytimeをホーム画面と「Earn(獲得)」タブ内に配置し、ユーザーの空き時間に的確にアプローチしました。さらに、adjoeの機械学習を活用したパーソナライズ化されたゲームオファーは、AIファーストのスーパーアプリというBeemの広範なポジショニングと見事に一致しました。

この統合の大きな差別化要因は、既存のBeemエコシステムとの連携方法です。獲得した報酬は別のウォレットに孤立して管理されるのではなく、ユーザーがプレイすると実際の現金がBeemのメイン口座に直接振り込まれます。

「金融アプリ内での報酬獲得には、信頼性と価値に対する高いハードルが存在します。Beemとの取り組みでは、スキマ時間を実際の収入に変え、その獲得報酬がBeem体験へスムーズに統合される形で、ユーザーに有意義な獲得手段を提供することに注力しました。」
— Mike Corigliano(adjoe パートナーシップ担当)

体験が完全にネイティブに感じられるよう、BeemはPlaytimeをホーム画面と「Earn(獲得)」タブ内に配置しました。
Playtime導入後の効果:
アプリセッション数が2.3倍に増加
ARPUが11%増加

パーソナライズ化されたゲームオファーと報酬をユーザーに提供することで、Playtimeは大幅に没入感の高いアプリ体験を生み出しました。これによりユーザー行動に根本的な変化が起き、Playtime利用ユーザーのセッション数は利用していないユーザーに比べて2.3倍増という驚異的な数字を記録しました。この深いエンゲージメントは持続可能な収益に直結し、Playtime経由でキャッシュバックを獲得したユーザーのARPUは、獲得していないユーザーと比較して+11%増加しました。

同様に重要な点として、この統合はユーザーが自力で収入を増やせる仕組みをつくることで、彼らのお金に関する自立を力強く後押ししています。しかし本当の影響力は個人レベルで最も顕著に表れています。トップユーザーの報酬支払額は最大300ドルに達しました。月にわずか5〜20ドルを稼ぐユーザーであっても、厳しい収入をやりくりする人にとっては大きな違いを生み出し、配車サービスや日用品の買い物、公共料金の支払いに必要な資金を提供しています。

今後の展望

今後に向けて、Beemは米国のマスマーケットにおける獲得可能性を最大化するため、さらなる最適化とパーソナライズ化された報酬ループの探求を計画しています。スキマ時間を確かな収入の機会に変え続けることで、Beemとadjoeは、フィンテック企業がユーザーへの誠実さを保ちながら持続的に成長するための新たな基準を打ち立てています。

「Beemは、本来なら富裕層向けにプロのアドバイザーが提供するような高度な資産管理システムを、誰でも無料で利用できる形で、1億人以上の人々に届けています。そのため、アプリに導入する機能には非常に高い基準を設けていますが、adjoeはそのハードルを越えてくれました。Playtimeは単なる追加機能ではなく、アプリ内の全サービスと相乗効果を生むネイティブな収益循環システムです。今回の成果(セッション数2.3倍、ARPU 11%増加)は、さらに大きな変化の兆候を示しています。ユーザーはBeemで報酬を得ることでアプリ内に留まり、預金し、使ってくれるようになるのです」
Akshay K.
Beem 創業者 兼 CEO

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